公務員の試験が民間企業の試験と異なる理由とは?そもそも論 byピアニスト
早いもので、すでに9月になりました。みなさんは、お元気でしょうか。
さて、今回は公務員試験について紹介したいと思います。
講師)こんにちは。さて、秋の気配もしてきましたが、夏バテはしていませんか。今回は、公務員試験について説明をします。では公務員の試験は民間企業の試験と異なる理由をご存じの方はいますか?
学生1)え?考えたこともありませんでした。
学生2)公務員と民間企業を区別するためでしょうか。
講師)みなさん、苦労をしているようですね。今回は、適性検査の開発に長年関わってきた通称ピアニスト先生に答えてもらいましょう。
学生12)是非、お願いします。
ピアニスト)こんにちは。みなさん宜しくお願いします。
早速ですが、みなさんは民間版適性検査をご存じでしょうか。
学生1)はい、SPI型の適性検査が有名です。
ピアニスト)そうですね。今では民間版試験の代名詞になっていますね。
しかし、民間版の適性検査は数えきれないほど存在します。
なぜなら、食品業界のような認定制度がないこともあり、自由に発売できます。
日本の企業数は約200万社を超えています。自治体は平成の大合併もあり、2000団体もありません。
どちらのマーケット規模が大きいか分かりますね。民間企業でしょう。
言語、論理などの能力検査とパーソナリティ検査を中心とした適性検査がセットになって開発をされてきました。
一方、公務員試験は民間企業と仕事内容が異なることから、試験内容も変える必要性がありました。
また職務適性も民間企業とは異なります。ですから、専門的な知識やノウハウがないと作製は難しいですね。
法律関係の試験を学ぶ方が多いと思いますが、公務員の仕事は基本的に法律的な裏付けがあります。
前例踏襲型の仕事と言われますが、これは法律的な裏付けをとっている仕事だから安心して仕事ができるという意味もあります。
民間企業は、利益を上げるために新商品や市場の開拓をする必要があります。
ここまで仕事内容の大枠を話しただけでも採用の試験を分ける必要があると分かりますか?
学生1)はい。公務員の仕事に合わせて試験があることや、民間版試験が多いのは市場規模に合わせているからだと分かりました。
学生2)公務員試験を作るのは専門的で難しそうですね。どうするのですか。
ピラニスト)良い質問です。
公務員試験を受ける方は必ず過去問を解きますよね。
その試験内容を開示している自治体も多いこともあり、公務員の試験問題は毎年変える必要があります。
大都市ではオリジナルの試験を作っている団体もあるほどです。
他の団体は専業の会社から供給してもう必要があります。
そこは専門家を集めた組織で、出題分野に沿って新しく問題を作っています。
ですから毎年、傾向が似てくるのです。
民間版の試験内容は、基本的に変わりません。
仕事に合わせた試験ではありませんので総合的な試験になります。
公務員の仕事は、条例や法律に沿った仕事を部署が変わっても繰り返す。
民間企業は商品や顧客を創造する。
基本的な仕事へのスタンスが異なることから、試験は異なるのです。
ですから、公務員を受ける方は、仕事の練習だと思い試験勉強をして欲しいと思います。
学生1)公務員試験は理解できないことがあり一人では難しいですね。どうしたらよろしいでしょうか。
講師)大丈夫。個別に指導してもらえる塾がありますよ。
学生12)どこですか?
講師)ゼロ塾は個別指導をする専門の塾です。是非、早い段階から通って苦手な分野を克服してください。
学生3)すべてが苦手な人はどうすれば・・・・。
講師)ゼロからスタートのゼロ塾がありますよ。
それでは、できるだけ早く、定期的に相談をしましょう。次回もヨロシク。