公務員試験と面接についてbyピアニスト

 

 

みなさん、こんにちは。いよいよ政令指定都市、東京都、特別区の筆記試験から面接試験に移行してきました。

 

秋も試験はありますが、ここ数年はこの時期に集中するようになりました。今月号のテーマは『面接』です。

講師)『面接』とは何ですか?シンプルなお題ですが、みなさんはどのように考えますか?

受験生)え!なぜ?昔から面接試験は必要とされているからでしょう。

講師)では、なぜ、必要とされていたのでしょう。

受験生)すみません・・・。教えてください。

講師)はい。

面接は、人物評価を行う場です。筆記試験では分からない人物的側面を評価します。職場ごとに適した人は異なります。公務員も警察官、消防士、教員、自治体の行政職とすべて異なります。また、同じ行政職でも、市町村と都道府県でも異なります。その違いは仕事内容に起因していることが多分にあります。面接試験のカギは、受験先の仕事内容などを理解したうえで、自分自身の過去の経験から伝えるべき内容を選ぶことが大切です。意外にもこの点を理解しないで、公務員という大きな括り、また行政職もどこでも同じように考えてしまい、自分の強みを受験先に合わせて伝えることができず、結果的に残念な思いをする人が多いのです。

次に、面接官は受験生の何を評価しているのでしょうか?

受験生)自己PRに元気があるか?笑顔?でしょうか。

講師)確かに当てはまる部分もありますから60点ですね(^_-)-☆。

自己PRは相手に伝わるようにして欲しいですね。聞こえない声の大きさは困ります。怒鳴る必要はありませんのでご安心ください(^^)/

本題に戻りますが、面接は受験者の全体像を把握することをします。その中で行動特性などを知り、仕事で必要となる資質を備えているか確認してゆきます。そのために、受験者の過去の経験から重要と思われるエピソードを見つけ出して、確認と裏付けをとります。この時に、的確なエピソードを伝えることができないと、面接官は高い評価をつけることは難しくなります。ですから、自分の受ける組織や職種で求める資質に該当する強みを引き出すように努力して欲しいのです。この役目を私たち講師が行うのです。面接は、受験する組織に合う自分の強みを伝えることを念頭に置いてください。

後は、実は面接官も評価は悩みます。多くの組織では、人事考課という仕事内容を評価する人事制度があります。その評価は上司がつけることが多いのですが、評価時期になると上司は悩むのです。自分の評価で良いのかと心配になります。面接も同じ部分があります。ですから、受験生は面接官を安心させて欲しいと思います。そのためには、自分の経験から面接官が納得する安心材料を出して欲しいのです。面接官の背中を押して欲しいと思います。

『私を採用して大丈夫です。私は過去に・・・・。ですから安心してください』と言えるようになって欲しいと願います。

講師)最後に、公務員で必要な資質を知る方法は?

受験生)はい!ゼロ塾に連絡をします。

講師)満点です。

来月もまた新しいテーマで書きますのでお楽しみに。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です