公務員試験(3):この種の科目はやるべきでない!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
第1回目は行間が空きすぎ、前回はフォントが明朝体で違和感、
今回こそは3度目の正直で、思い通りに書きたいゼロ塾講師・てんです。
(アメブロも操作に慣れないうちは結構大変ですね…(^_^;))
さて今回は、公務員試験の対策において決してやるべきでない
『学習が成果に反映されにくい科目』についての話をします。
一体どういったタイプの科目がそれに当てはまるのでしょう?
(尚、今回の説明では具体的な科目名までは挙げませんので、
大まかにでも把握しておきたいという方は、ひとまずは
当ゼロ塾のホームページをご参照いただければと思います
https://www.zero-juku.com/koumuin.html )
まず該当するのが、学習しなくても
一般常識で考えただけで解けてしまえる(ような出題が多い)科目
というものです。
それだとやってもやらなくても人と差が付かない、
…もっと言えばトータルで考えた場合、結果的には
学習することがむしろマイナスに働いてしまうというわけなのです。
(∵その分の時間を他の大切な科目の学習に回せなくなるから)
もう一つは、学習時間=お金 とみなした場合に、
あまりにも“費用対効果”が悪い科目ですね。
「時間をかけても理解できない…そんな難しい科目があるのか?」
と思われるかもしれませんが、これはその科目の難易度云々というより
公務員試験の特殊性と大いに絡む話なのです。
どういうことか?
専門科目も出題される試験の多くは、教養科目と合計すると
実に30科目近くも出題されます。
そして科目ごとにその出題数はまちまち。
厳密に言えば、相互に大きく重なり合っている科目もいくつかあるため、
実質的な出題科目数は、表面的な数値よりは若干少なく見積もることが
できるでしょう。
それから『選択解答制』(規定の問題数を選択して解答する方式)や
『科目選択制』(規定の科目数を選択して解答する方式)を導入している
試験も多いので、実際の試験において出題科目全てを
解答しなければならない、とは必ずしも言えません。
しかしながら、そういった点を差し引いても、それでもなお
“やるべき事柄が数多くある”ということは紛れもない事実です。
そして、そのような状況に置かれている受験生が果たして、
『範囲が広く、出題数が極めて少なく、尚且つ他の科目との関連性が薄い科目』
の学習に時間を費やすべきなのでしょうか?
そんなバランスの悪いやり方をしていては、例えば
“その科目で1問を取るために、他の科目で取れたはずの3問を失う”
などという本末転倒の事態が引き起こされる可能性大です。
結果的にこれもトータルで考えた場合に、
学習することがむしろマイナスに働いてしまうという点では、
前記した学習しなくても解ける科目と同じことが言えるのですね。
以上をまとめると…
正解を出すために
・学習する必要が(殆ど)ない科目
・学習する必要はあるが、その“費用対効果”があまりにも悪い科目
これらはいずれもパスすべきということになります。
今回は以上です。
次回は今回とは逆の『学習が成果に反映されやすい科目』についてです。
最後までありがとうございました。
それではまた。